骨盤底筋とはその名の通り、人体の骨盤の底に位置する、複数の筋肉の総称です。これらは骨盤内臓器を支え、排尿・排便をコントロールする役割があります。
加齢による筋力低下や出産の影響で骨盤底筋が衰えると、くしゃみや咳などでお腹に圧をかけたときに尿(ひどいときには便も)が漏れるといった症状が出ます。これを腹圧性失禁といいます。骨盤の構造の違いや、妊娠出産を経験される方が多いことから、どうしても女性に多い疾患です。これを改善するため、あるいは予防するための保存療法として、第一選択となるのが骨盤底筋リハビリテーション(骨盤底筋体操)です。
当院では骨盤底筋リハビリテーションの集団指導をおこなっております。当院に在籍している理学療法士の指示・指導のもと、第2・第4木曜の午後から当院にて開催しています。どうしても個人差はありますが、何度か指導を受けることで多くの方が正しいやり方を習得できています。実際に症状がある方、すでに骨盤底筋体操をしているがうまくできない・自信がない方、体型維持や発症予防目的の方など、ご希望の方はぜひお声がけください。
また、骨盤底筋に限らず全身のケアや、さらなる筋力トレーニングを望まれる方には、当院提携のパーソナルジムをご紹介することも可能です。興味がある方はクロノスパーソナルジムのHPをご覧ください。